日本人はビールが好きですが、本物のビールは高いのでビールの代用として発砲酒を飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
発泡酒は安くてビール風味が楽しめるので若い人にも人気です。
ところでビールと発泡酒の違いは何かご存じでしょうか?
簡単にいうと、ビールは麦芽の比率が2/3以上使用しているもので、発泡酒は2/3以下しか使用していません。
また、発泡酒より安い金麦等の第三のビールと呼ばれているお酒は麦芽を全く使用していません。
ほとんどの発砲酒や第三のビールにはトウモロコシや大麦等の原料がたくさん含まれています。
しかし、発泡酒や第三のビールに使用されている原料に遺伝子組み換えトウモロコシ由来が使用されているということが調査で分かりました。
遺伝子組み換えトウモロコシというのは、トウモロコシに自然界ではありえない遺伝子操作を行って強制的に行ったもののことです。
発泡酒や第三のビールに含まれているトウモロコシの原料はほとんどがアメリカから輸入されたものであり、約9割が遺伝子組み換えトウモロコシだと言われています。
遺伝子組み換えトウモロコシは安全?

「遺伝子組み換え」といわれると何か体に悪い影響を与えそうなイメージがありますが実際はどうなのでしょうか?
今までのところ、遺伝子組み換え作物で人体に影響があったという報告はないそうです。
しかし、海外の研究では遺伝子組み換えトウモロコシをラットに与えたところ、ガンの発症率や死亡率が増加したという報告があります。
遺伝子組み換え食品はトウモロコシだけでなく、大豆等も遺伝子組み換え大豆が多いそうです。
知らない間に遺伝子組み換え食物を食べているかもしれませんね。
最後に
日本に主に輸入されている遺伝子組み換え食品はとうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だそうです。
普段あまり意識することは少ないですが、遺伝子組み換え食品は以外と日本にもたくさん入ってきています。
日本で栽培されたものは遺伝子組み換え食品ではないので安心して食べられますが、残念ながらトウモロコシや大豆はほとんどが輸入品です。
基本的に、遺伝子組み換え食品を使用している製品には「遺伝子組換え」等の文字が記載されていますので、一度確認してみてください。