長命草(チョウメイソウ)(和名:ボタンボウフウ)という植物をご存知でしょうか。
長命草とは文字通り摂取すると長生きすると言われているセリ科の植物で、「1株食べると、1日寿命が延びる」と言い伝えられています。
奇跡の植物とも言われる長命草は沖縄県等の気候が暖かい地域に多く存在しており、特に与那国島にはたくさん自生しているそうです。
長命草の栄養と効果
なぜ長命草は、「1株食べると、1日寿命が延びる」と言われているのかというと、長命草に含まれている成分にその答えがあります。
長命草にはミネラル、ビタミンC・ビタミンE、カロチンが豊富に含まれており、非常に高い抗酸化作用があります。
抗酸化作用は老化や生活習慣病を引き起こす原因となる活性酵素を体内から取り除いてくれる作用があります。
さらに、活性酵素は細胞を酸化させてサビつかせてしまうことで肌へのダメージを与えシミやソバカスを生み出します。
また、長命草には食物繊維がキャベツの5倍、鉄分はプルーンの6倍、カルシウムは牛乳の4倍、ポリフェノールはゴーヤの8倍もあり、栄養成分が他の食材の栄養成分をはるかに超えています。
それだけでなく、必須アミノ酸はもちろん生命を維持するのに必要なアミノ酸20種全てが含まれています。
そのほかにも血流を改善して血管の病気や脳梗塞を予防したり、リウマチや風邪にも効果があると言われています。
長命草はどうやって食べるの!?
長命草はどのようにして食べればよいのでしょうか?
沖縄では刺身のツマに千切りにして食べられたりしているそうですが、長命草の味は苦く、香りも独特で強烈なので生で食べるのはおすすめできません。
また長命草は一般的には出回っていないので、通販等で販売されている長命草のタブレットやドリンク等を使用するのが良いでしょう。
最後に
チョウメイソウはたった1枚食べるだけで1日寿命が延びるといわれる、栄養成分を非常に高く含んだ植物で健康に良い植物です。
沖縄県に多く自生していて、長寿の人が沖縄に多いのもチョウメイソウが一役買っているのかもしれません。
わずかな量でたくさんの栄養成分を摂取できるので、野菜不足の方は一度試してみても良いのではないでしょうか。