健康によい食べ物・飲み物

味の素は健康に悪い?体に悪いという噂は本当?

味の素は国際的な公的機関で安全性が確認されている

味の素は、うま味調味料としてよく知られています。

そのため、一般的な家庭でもよく使用されていますが、インターネット上では「味の素は健康に悪い」という噂があるようです。

健康に悪いのであれば、使用するのは控えようと考える人もいるでしょう。

まず、味の素の成分についてですが、味の素は「グルタミン酸」から作られた、うま味調味料です。

グルタミン酸は、皆さんも馴染みのある昆布や野菜などのうま味成分です。

グルタミン酸は、日本だけでなく、国際的な公的機関で安全性が確認されています。

アメリカ・EU・オーストラリア・ニュージーランドなどでその安全性が評価されているため、味の素が健康に悪いというのは、あくまでも噂話で実際には健康に悪いとは言えないことがわかるでしょう。

つまり、味の素はグルタミン酸ナトリウムなどを主成分としている食品添加物ですが、一般の料理の味付け等の通常の使用であれば、健康への影響はほとんどないと考えることができます。

味の素は妊婦や赤ちゃんが食べても問題ない

味の素の安全性について解説しました。

安全性については、味の素の公式サイトにもしっかりと書かれていますので、安全性が気になる方はこちらもチェックしておくとよいでしょう。

また、一般家庭の料理の味付けとして使用する場合、妊婦の方や赤ちゃん、小さな子どもなども口にすることになります。

妊婦や赤ちゃんが口にしても問題はないのかが気になるとこです。

こちらについても、味の素の公式サイトに見解が記載されており、妊婦の方はもちろん、赤ちゃんや小さな子どもが食べても問題なく、安全であるとされています。

味の素が石油から出来ているのは本当?

インターネット上では、味の素は石油からできているという噂もあるようですが、こちらについても非常に気になるところです。

このような噂が出たのは、今から約50年前に一部の製品に、石油由来の原料が使われて生産されていた時期があったためと考えられます。

こちらについても、味の素の公式サイトには、見解が示されており、現在では石油由来の原料などは使われていません。

現在は、さとうきびなどの植物を原料とした発酵法によって製造されています。
そのため、安全であると言えるでしょう。

ですから、インターネット上にある味の素が健康に悪い、悪影響を与えるというのはあくまでも噂であり、実際には安全性が高く、料理の味付けに使う程度であれば、健康に大きな問題はないと考えられます。